成長性バリュー株
3つ目は株価の成長性からみて割安な銘柄。
これは優待株、資産株に対して将来の成長性を期待して購入するため不確実性が高い投資と言える。
成長株バリュー投資とは具体的には将来の期待しうる成長性に対して株価が追い付いていない=現在の株価と将来期待できる株価にgapがある銘柄への投資。
※毎年売り上げが10%以上継続して成長している企業(少なくとも過去2年)を成長株と定義する。
※なぜ営業利益でも純利益でもなく売り上げを重視するかというと企業の利益の源泉は売上だからである。売り上げの成長無くして利益の成長無しと考えている。
〇株価=eps×per(企業の人気度) perは企業の人気度を表している指標。
株価を上げるにはeps、perを上げる必要がある。
今迄散々記したようここでもやはりカタリストが必要になる。何度も言うけれど重要なので下記に挙げておく。
〇カタリスト
・業績の上方修正
・上位市場への鞍替えを期待できる
・株主還元(増配、自己株式の取得、優待新設etc)
・M&A
・政府の国策に業界が指定される
〇ではどうやって成長性バリュー銘柄を抽出するか?
・毎年(過去2~3年)売り上げが成長している銘柄
・perは20倍迄(その時の市場の温度感によって変わる)
上記をベースにカタリストを加味していく。一番簡単なカタリストは上方修正期待銘柄。
どのバリュー銘柄投資でもそうだがとにかくgapが有ることが大事になってくる。それをカタリストが是正してくれるという考え方。