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・Teladoc、Inc.は、米国最大手(シェアNO.1 2016年現在で75%)のオンライン診療サービス提供企業。携帯電話、インターネット、ビデオ、および電話を介して遠隔医療を提供。同社は2015年7月1日に新規株式公開を行った。・・・wikipedeia。
・10分程度の待ち時間で、24時間365日テラドック登録医師から診療受診でき、アポイントをとって病院に行かなくても済むので後回しにしてしまいがちな診察を早期化し予防医療にも期待されている。
・テラドックは
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オンライン診療サービス(バーチャル・ケア)が世界で急拡大している
メリットは主に下記。
・医者、患者の需要と供給をデジタルで効率よく結びつけることで料金を引き下げた。
・アポイントメントをとってから診察を受けるまでの期間の長さの短縮。
・来院時の待ち時間の短縮。
・受信が容易になることで患者の早期治療や予防医療に寄与
・通院の負担軽減、および治療継続率の改善。(通院をやめるリスクの減少)
・僻地に住んでいる人でも簡単に診察を受けられる。アメリカの大地は日本の比じゃない。(今後高齢化が進む社会において診察が容易になることは非常にニーズがあるのでは?)
テラドックは米国オンライン診療サービス最大手で会員数は3500万人以上(2019年12月現在、米国内)、テラドックに登録している医師や有資格医療従事者は3100名で、登録者が医療に従事してきた平均年数は20年以上。
※今後の伸びしろ
・世界の遠隔診療市場は今後数年間で年率23%で成長し、2026年迄に2670億円規模 に達すると予想されている。
・米国においてもすでにオンライン診療サービスの利用者数は急増していたが、さらに米連邦議会がメディケア(65歳以上の高齢者および障害者向け公的医療保険制度)加入者の遠隔診療サービス利用に対し保険適用対象とする法案を含めた予算案を承認したことなど、利用者増加の追い風をうけている。
・メンタルヘルスケア領域の需要の取り込み(伸びしろが多い)
・高齢者、遠隔地域の需要の拡大(まだまだ取り込めていないのでは?)
・海外(米国以外)の売り上げは全体の20%。(サブスクリプション収入はまだ4分の1以下。ただし急増しており年初からは57%増。)
・現在130か国の国で30言語で提供。
シェアの通り他の追随を許していない。
※ビジネスモデルの強み。
医療が景気の影響を受けにくいことからこの事業も同様に景気の影響を受けにくい。また。売り上げの8,5割を占めるのがサブスクリプション(もうひつとつは遠隔訪問診療)による収入。なのでリセッションによる影響を受けにくい。
※リスクに関して。
・tdocは現在75%のシェアを誇っており、また海外へも130か国に進出しており同規模のプラットフォームで同じように優れたサービスを提供することは困難とみられる。
・アマゾンリスクに関して。
需要があり伸びしろもあるこの市場はアマゾンが参入を狙っているとされている。2019年の9月にアマゾンケアを発表。まずは従業員及び従業員の家族に同サービスの提供をスタート。一番の強みはすでに全世界にサービスを提供できるプラットフォームがあること。またデリバリーネットワークも強み。ただ専門的な医療の提供はtdocに分があるのでは?
amazonの同サービスの動向には注意。ただその他の脅威は今のところ見つからないので成長の余地もあり妙味のある企業だと思う。
年別の売り上げ高成長率は?
現在の株価収益率及びある日の将来の株価収益率予測は?
上記はまた考察するとして、別途数値的な部分の考察をまとめる。