※投資判断 メドピア
今日も引き続き持ち株のメドピアに関しての考察。
まずここがどんな会社なのかというと企業理念は「集合知により医療を再開発する」を理念としている会社。
創業は2004年今から16年前。医師たちの経験・知恵を全国レベルで集約し共有するプラットフォームを創り上げる。
ざっとサービスを見る限り、2つの大きな事業を軸として医師を支援しまた情報、知識を共有することで結果的に患者を助けるそんな事業。
決算期は9月
メインのサービスは大きく
・ドクタープラットフォーム事業(2,283百万75%)
・ヘルスケアソリューション事業(762百万25%)
この2つ。売り上げシェアはドクタープラットフォームが大半を占める。どちらとも前年比前者は1.3、後者は1.9と売り上げを伸ばしている。
※中期成長戦略として今季中に(2020年度)時価総額500億超を目指す。これは現在の役1.29倍(385.99億 2020/1/16時)
時価総額=株価×発行済み株式総数
つまり、時価総額を上げるには株価を上げる必要がある。
その方法は
株式分割と増資
もっと言えば、株式分割の「流動性の向上」か増資による資金調達に対する企業へのより一層の期待感による株価の上昇。どちらにしろ株数を増やすだけでは時価総額は上がらないので株価を上げるための施策をしてくるということ。
2020年度の売り上げ通期見通しは前期に対し1.4倍で予想。今現在のperは96.96と高perなので上記目標は必達。
あとはこの企業の伸びしろがどこまであるのか?各事業ごとに分析を行う。
〇ドクタープラットフォーム事業
この事業は・医師12万人(国内医師の3人に1人)が登録する日本最大級の医師専用コミュニティサイト。・医薬品の口コミや症例など、全国の医師が経験やナレッジを「集合知」として共有。医療従事者や医療現場をサポートする。収益モデルは下記。
医師から集めたリアルで信憑性の高い情報をベースに関連する企業にデータを提供している。つまり会員数(医師)が劇的に増えなくてもサイトがブランディングさているのであとは協業が増えれば収益を上げられる。同じような仕組みを作っている企業があるのか?医師のリアルなデータを保持してできているのは非常に強み。いわば独占といえる。
〇ヘルスケアソリューション事業
事業内容は以下
こちらの収益モデルは個人向けの月額課金モデル。会員数が増えるほど収益も上がる。
・前期は利用企業数を前年対比3.3倍の411社に拡大。
・今期は会員獲得を更に加速させ前年比2.2倍の4億の売り上げを見込む。
ヘルスケア事業に関してはもっと詳しくサービスを分析する必要があるが政府が力を入れている特定保健指導サービスに関わる領域であり市場規模に対する現在の売り上げからいってもドクタープラットフォーム事業と共にまだまだ拡大の余地あり。
なのでこの銘柄に関してはホールドで。毎期決算を追い予想に対する売り上げの進捗をチェックする。マイナス要因が顕在化した時に改めて売却するか検証する。