レペゼン 

日々の気づき、目標設定etc

※投資判断 jmc

 

昨日に引き続き投資銘柄のjmcに関しての考察。

今まで飛ぶ鳥を落とす勢いの注目銘柄だったが第二四半期の決算発表以降11月14日からは右肩下がり。その理由は内容が悪く同時に通期の見通しに関しても下方修正が発表されたから。

まず上期(1月~6月)の業績に関しては売上は前年比127.8%、営業利益188.2%で着地するも7~9は売上85.7、営業利益も-と成長にブレーキ。

上記の業績発表に加えて、11月13日に上述の見通し下方修正の発表があり株価が下落することに。

この業績低下の原因が一時的な物ならばいいのだが11/13日の業績予想の修正にかんするお知らせでは「当社主要取引先の自動車産業の業績不振の影響~」という一文があり、また3dプリンター出力事業における医療機器販売においての販売体制の難航との記述があり不透明な先行きおよび見通しの立たない施策が原因による業績悪化ですぐの業績回復が見通せない。なのでこの銘柄に関しては即売却する。ちなみに本決算の発表は2月。

株価収益率(株価÷純利益)は今日現在で33.05とまだ高い水準にある。

第三四半期を終えての前年比較で売上高は前年112.9%、純利益が85.4%と売り上げは伸びているのに利益が減っている原因の考察。まず利益に関しては下記の5種類がある。

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利益の種類

売り上げからそれぞれグレーの部分を引き最終的な利益が「当期純利益」になる。ここはしっかりと把握する。販管費営業外収益・費用、特別損失・利益に含まれるもの。

中に何が含まれているかを把握していればなぜ利益が出ていないかがわかる。例えば人員増による人件費の増加なのか、設備投資による設備費の増加なのか。

jmcの場合は、四半期報告書にて、医療機器販売開始による人件費、販促費用の増加、ミーリングセンター(静岡)の稼働開始に向けた人員採用非費増、新設のマシニングセンタの備品消耗品購買などが販管費が増加=営業利益減の原因。