レペゼン 

日々の気づき、目標設定etc

コロナウィルスの流布を受けて今後の方向性

◇日本市場に関して

 

日経平均は今週頭より9%下落。まだすべては織り込まれていないように感じる。

27日に政府としては全小中高の学級閉鎖を決め拡大防止に努めているが流行するかどうかの肝は人の移動を制限すること。もしくはワクチンが開発されること。これ以外にない。

学級閉鎖をしたところでその児童たちがかからない可能性もないし、大人たちがかかる可能性は今まで通りある。また感染者が気が付かずに移動し拡めることも十分考えられる。入出国制限及び感染者の早期発見、完全隔離ができない限り、人の移動がある限りは防げないと推測。

また百貨店に出入りしている身として、消費はかなり冷え込んでいると感じる。まずは入店者が非常に少ない。所属する業界はまだいいとしてインバウンドに頼っていた化粧品、宝飾品は大ダメージだろう。10月の消費増税による冷え込みからこの冬の暖冬による冬物商戦の-もある。また催し事の中止もある上でこのコロナ騒動を迎えて丸一か月たった速報値がこれから出ることから今後もマイナスの材料の方が多いと判断。

 

実体経済に関して、コロナの影響がでると思われる業種はほぼ全ての業種が当てはまる。飲食、GMS、百貨店、など小売店全般。自動車、化粧品、ホテル、旅館、運輸、住宅、材料、機械メーカーなど。人が活動しなければサービスが生まれず、消費されずキャッシュフローが回らない。キャッシュができなければ生産、購買ができず投資もできない。今回の騒動で潤うのはごく一部の業種、企業のみ。

 

アメリカ市場に関して

ダウ平均は24日~27日までで9.3%の下落。対岸の火事とみていたがアメリカ企業も影響を受けると認識、また国内で罹患者もでて今週になり暴落。

アメリカも日本同様人の移動の制限、完全隔離ができない限り発生の拡がりを抑えることは困難と推測できる。またカリフォルニア州でも集団発生が27日に確認されアメリカはこれから広がると推測できるのでより一層下げるものと予測できる。

 

上記のことから、現金を用意し下げ止まった後の買いに備える。

 

msftは部品調達ができないことによる業績見通し下方修正で、一過性のものでありいずれ元の水準までもどると予測できる。また投資家心理の冷え込みにより売られすぎの銘柄もでてきている。メドピアなどはむしろ需要が高まるサービス内容だと思うし買い増し候補として準備する。