割安かどうかの判断
・perは割安かどうかを表す指標と言われているがただperだけを見ても割安かどうかはわからない。perは過去と比較して、将来を予測して初めて割安かどうかが判断できる。
株は物を買う時と一緒。他の商品と昔と比べてどうか。将来人気が出そう(需要が増えそうか?)
per=株価収益率=株価÷eps(一株当たりの純利益)
eps=当期純利益÷発行済み株式総数
「perが10倍の場合、今の株価はその会社の一年の利益の10倍(10年先)迄買われているということができる。(利益が成長も鈍化もしない場合)」
・epsの成長性で割安かどうかを見極める。見通しよりも成長するかどうかが株価変動のポイント。現時点でお買い得かどうかはわからないので過去、将来と比較する。
epsが成長しているper30倍と成長が止まっているper15倍はどちらが割安か。
・本質的なperを考える。例えば特殊要因で利益が大きく落ち込んだり伸びたりすることがあるのでイレギュラーな要因は除いて考える必要がある。
◇perの時間軸
per=株価÷eps
株価は現時点での株価。epsは前期末の予想epsなので変動する可能性がある。