レペゼン 

日々の気づき、目標設定etc

くろちゃん分析

 

 

 

「どこまでも上がって欲しい個人」しかいないんだね…。

3年目は飛躍の年って、既にとんでもない飛躍をしている会社だよ。不動産業界においてはとんでもない高利益率、売上の大きさからみて非常に高い売り上げ・利益成長率。
こっから更に飛躍をするってどの程度のことを言っているんだろう?具体的にどういう風に飛躍するの?

具体性 


進捗率66.4%で通期目標達成は赤信号、わざわざちょっとでもポジティブに書いてある文面「のみ」を拾ってくる。

【決算速報】ケイアイ不、10-12月期(3Q)経常は44%減益

 ケイアイスター不動産 <3465> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2%増の40.4億円となったが、通期計画の61億円に対する進捗率は66.4%となり、4年平均の66.2%とほぼ同水準だった。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比43.7%減の9.2億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8%→3.2%に悪化した。

ゴミは自分も少しでも慰めるためにポジティブ材料を拾ってシェアしようとする、そして損切タイミングを逸し死ぬ
賢者はポジティブ材料もネガティブ材料も全てを公平に判断し、自分の思い描いたストーリーと現在の銘柄の状況を真摯に比較し売買を迅速に決める。


ゴミになるか、賢者になるか、今後のケイアイが全てズタボロだ、とかは言わんよ、分譲以外にも裾野を広げようとしてるこれからまた成長していく可能性もあるとは思う。

ただ、自分の考え方が、会社を正当に評価しているものなのか、自分を慰めてるだけのものなのかは考えたほうがいいんでない?今Qの数字だけ見りゃズタボロなものが出たことは間違いないんやからさw

 今回の決算はまごうことなきクソだよ。まっとうに数字を見ることができる投資家なら。進捗率現状6割で、4Qが1,2Qと同等程度の数字になってしまうと、最終利益は予想の80%程度になる可能性が出てきた。仮に8割に収まってしまうと、PERは現状株価だと10程になり、同業他社よりかなり割高な水準となってしまう。

もちろん、4Qガッツリ盛り返す可能性はある。でも未来のことは誰にも分からないし、なにがやばいって、4Qはガッツリ盛り返すんで、頑張りますよ、ヨロシク!とか決算単信に書いてあって、それを盲目的に信じる
今回の決算はクソだ。それをしっかりの理解した上で、今後のケイアイがどういう成長ストーリーを描くのか自分でしっかりイメージした上で取引をする。これが賢者の投資家だよ。
30%成長が数年続きました、だから30%成長は今後も続くんです。それで株で利益出せたらカスでも勝てるだろ

 明日また下がるか、来週まで下がり続けるか、来月まで下がり続けるかは神様しかわからん。
どこまでいっても、真摯に、公平に企業の業績分析、将来への展望、市場参加者の真理分析を評価し続けることのできる人間しか「利益」を得ることはできねーよなぁ。

 配当もらって下落に耐えよう^-^
なら、オリックスでも買っておけばいいじゃん。なんでわざわざこの銘柄でそれをやるの銘柄に囚われて現実を見れてない。

 実際その内容って本当に「高配当銘柄で負けない考え方」であって、マジマンジでこの銘柄でその戦法を採用する必要性って無いじゃん。ここより更に配当利回りが高い会社はいくらでもある、ここと同程度の配当利回りでpbrが更に下な会社はいくらでもある。

本当にその戦法が優位性あるのなら、JTオリックスだけ買っておけばいいんだよ。わざわざ、なぜケイアイスターでその戦法を採用するの?

そもそも、年率6%程度が全世界株式の平均利回りで、それよりどんだけ高く取れるか、年率6%を上回ることが出来るかが、個別銘柄をやる意味になってくるわけだろ?
平均を下回っても、損をしなければいいんです!→え?じゃあ明らかによりリスクの低い全世界株式インデックス買っていった方が優位性有るよね?

 

消費増税による影響、コロナによる不動産建材遅配の影響、それらを市場が織り込んでいってるのに、会社発表の年間目標によるPER、配当利回り固執する。

 

◆投資において必要な考え方。

・とにかく合理的に考える。目の前の事実だけで判断する。決算書の数値をみて即判断する必要があるので四半期ごとの決算短信は発表されたら即確認し、ホールドか売却かの判断をする必要がある。そのためには業績(売り上げ、利益)の着地予想をしておく必要がある。でなければいいか悪いかを即座に判断できないので。ここで見るのは自分が予測した数値を達成できるかどうか。

・会社発表の情報を鵜呑みにしない。あくまで基にするのは会社発表の過去の数値と、そこから読み取れる、推計できる将来の予測。

・ストーリーの重要性。ストーリーを立てていないと基準がないので売買の判断ができない。ストーリーを立てることは売買基準を設定するということ。

・株価が明日下がるか、上がるか、いつ上昇するかなど神様にしかわからない。だから事実を基に将来を推定するするしかない。決して希望的観測で判断してはいけない。

 ・perのトリック。perはあくまで会社発表の予測値でしかないのでまずはそのperが適切かどうかを試算する必要がある。