rdsb,moに投資する合理性
残る900千円の高配当利回り株への投資先として米国ディフェンシブ銘柄としてよく上がるrdsb、moをピックアップする。
これらに対する根拠に関して、検証。
◆合理的根拠として下記を裏付ける数字を提示する。
・減配に対するリスク
・株価下落に対するリスク
まずrdsbから。
減配に関するリスクに関しては、従来までの配当性向と、今期の配当性向から推測する。
従来までの配当は0.94/1株だったが次期より0.32に減配になる。(減配は70年来で初。)
決算は12/31日。配当性向推移は15年度から606,324,119,67,95%で推移。
今年は減配するが経済が戻ってきて19年度の収益性まで戻ると仮定すると配当性向は32%程度となり増配期待が高まる。
底値リスクとしては、減配アナウンス後やはり少し下げたがそれでも29.9から戻っているのでここを現在の経済状況からの底とみていいのでは?
今回の減配判断は企業としては当然のこと。企業があっての配当なので。また石油に対しての将来的なリスクも考慮して再生エネルギーやLNGなど環境負荷の低いエネルギー事業へも乗り出しており会社として危機管理力、アンテナの感度が高い会社なのかなというイメージ。翻って利益の成長性へも反映されるのでは?という期待も持てる。
次にmo
これも言わずとも知れている高配当ディフェンシブ株。
・連続増配年数は50年。
・配当背策は最終益の80%還元・・・つまり配当性向80%
・EPS成長目標は 4~7%を目標に掲げる。2020→2022年
よって大きな経常益減要素が無ければ減配はされないと思われる。常に減益リスクはある。(訴訟リスク)、社会的に逆風。がタバコ需要が急激になくなることはない。高利回りも+要素。チャートは5年スパンで右肩下がり。まだ下がるか、直近安値の31.4が押し目となるかどうかというところ。
底値抵抗を3/23の30ドルと設定。と思ったがやはり買えない。高配当は魅力的だが底値抵抗がわからないのでやっぱり買えない。無理して買わなくてもよい。