6694 ズーム分析
今期、見通し通りの数字が達成できるか。12月決算で5月に1Q発表。前年比で165.8%、予算比進捗は23.57。
そこで過去年度の1Q進捗率を比較する。
年度 進捗率
2018 19.9
2019 22.8
2020 16.3
年度によってばらつきはある物の今期の進捗は良い成績と言える。
年間通しての割合としては上期よりも下期にやや偏重している。
今1Qの数字を×4にしても今期目標の12000には届かない。
なのでポイントはこれからどのくらいの数字を作れるのか?もっと言えば、
今後前四半期よりも数字を伸ばすことができるかどうかがポイント。前期よりも数字を伸ばせないと年間予算の達成は無い。
品目 | 2019 | 20201Q実績 | 20211Q | 2021構成比 | 前年比 | |||
har | 840 | 693 | 1203 | 0.43 | 1.74 | |||
dmx/mtr | 132 | 206 | 540 | 0.19 | 2.62 | |||
mfx | 248 | 208 | 288 | 0.10 | 1.38 | |||
hvr | 165 | 101 | 188 | 0.07 | 1.86 | |||
pfr | 153 | 136 | 179 | 0.06 | 1.32 | |||
mogar取扱い | 292 | 219 | 162 | 0.06 | 0.74 | |||
その他 | 130 | 141 | 265 | 0.09 | 1.88 | |||
合計 | 1960 | 1706 | 2829 | 1 | 1.66 |
上記は今期と前期の1Qの構成比及びそれぞれの進捗。
今期の数字でみると、売り上げ構成比で一番大きなharとdmxで前年比も大きく伸ばせているので及第点。
harとdmxの数字の構成比は前年2q~4qはどうなのか?前年2~4Qは乗っていない数字なら今期ものってくる可能性が高いと言える。
znaを子会社化したのはいつか?・・・2020年4月。つまり、2Q以降の数字には乗ってきている。
2020年度の1Qはコロナの影響で中国工場の稼働率が減少したことも今期の反動の一因としてある。
そうすると上記でも述べたが2Q以降でどういう数字が出てくるかが焦点になる。これは月次などのir発表があれば推測できるがそれが無いと判断するのは難しい。
2020年の本決算発表が2/15日。3月末に直近高値3270でper14.6倍をつけている。ここで大きな買いも入り、株価も上げているのでガイダンスは評価されているということ。
ここは2Qで前年に対してどういう数字が出てくるか次第。2Qでも大きく伸びてきていれば3、4も期待でき通年で数字を作れる。2Qで3000は欲しいところ。今の所大きな割安感は感じないが、配当を増やしたり、自社株買いをしたり、大きな投資をして今後の成長性が拡大したり、直近で大きく下げるようなことがあれば買ってもいいかも。