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ECサイトBUYMAの運営。
妙味としては日本国内だけではなく、北米でも事業を展開しており、国内のECシェアの伸び代はもとより、北米市場での伸び代及び北米市場での高単価に妙味を感じる。
北米は日本と市場規模が違う。

〇アパレル分野におけるECの市場規模

・国内市場規模は19100億、うちBUYMA占有率は624億 シェア3.2%
・US市場規模は11.2兆円
国内のEC化率は13.8%に対して、USのEC化率は21.3%。まず国内EC自体の伸び代が有りその中でBUYMAのシェアアップも図れる。更に、北米市場に関しては市場規模が日本の5,8倍もある。その上北米市場は高単価。日本の単価23723円に対して、北米は86079円と3.6倍も単価が高い。これについてはアメリカと日本社会の構造的な問題も大きく関わっていのではないか。具体的には日本と、アメリカの所得の成長性の違い。アメリカは所得が成長しており、更に今後も人口も増え続けるが日本はどうだろうか、この点からも伸び代は非常に大きいといえる。
もちろん競合も多く強いと思われるがすでにサービスをリリースしてランニングできている点から可能性が有ると言える。
上記のように、兎に角色々な面で伸び代が大きく、アメリカ市場に入りこめている点に妙味有り。今後の成長性を考えると現在のper25倍前後は安すぎると感じる。
今1Qの決算は6/14日に有り、前期比36.3%という良好な数字を出している。ここの過去3シーズンの売り上げ進捗を見ると1Qよりも2Q以降に進むにつれて売上比率が大きくなる。仮に今期1Qの比率を22%(前々期、その前の対年間1Q進捗率)とすると、年間で8322百万円。これを達成できるかどうかがポイント。

2Qは前期と同じぐらいの22%位(-1%)がノルマ。3Qで24%、年間で8322百万円を達成できるかどうか。
持ち方としてはロングで持つ。決算ごとに前四半期に対して数字を大きく落とさなければ(売り上げ成長の鈍化が見られなければ)ホールドでよい。