売りのタイミング
◆大前提
上昇トレンドだった株価が下降トレンドに転換する可能性が高まった時点・・・つまり「株価が移動平均線を明確に※1 割り込んだ時点(終値が)」(日足チャートで25日移動平均線)
※1 明確にとはローソク足が半分以上もしくは全てが移動平均線を超えた時。
〇上記以外のタイミング
☆上昇トレンドトレンド途中
・直近安値割れ・・・通常、上昇トレンドでは株価は直近安値を割り込むことなく上昇を続ける傾向がある。なので直近安値割れは上昇トレンド終了のサインとみることができる(これは移動平均線を使わない判断方法)
☆短期間で急騰したとき
1 上昇トレンドの途中であっても、株価が買値の2倍、3倍になった時点で保有株の一部を売却する。
2 株価が天井をつける際に特徴的なローソク足の形になったら売却する。
3 日足チャートであれば25日移動平均線の代わりに5日移動平均線を使って判断する。
株価が短期間に急騰する銘柄は25日移動平均線はもちろん、5日移動平均線も割り込まずに株価の上昇を続ける。そこで5日移動平均線を割り込んだら株価の上昇に勢いがなくなったと判断する。
〇損切のタイミング
損切は損失を最小限に抑えるために必要なもので、これを適切に行えるかどうかが投資の成果を決める大事なもの。
基本的には売りのタイミングと同じ
1 25日移動平均線割れ・・・大原則
2 直近安値割れ・・・25日移動平均線が大きく乖離している場合(買値から10%以上)
3 5日移動平均線割れ(急上昇時、25日から大きく乖離しているとき・直近安値割れでも10%以上の損失が出る場合)
4 買値からの下落率を設定(急上昇時、25日から大きく乖離しているとき・直近安値割れでも10%以上の損失が出る場合)
・2~4を使わない購入の仕方をする・・・移動平均線から大きく乖離したタイミングでは買わない。
・株式市場では自分の思う通りに動かないことが多々あるので主観は一切通用しないと思っておくくらいが丁度いい。つまり株価チャートを使用した売買ルールは主観を一切排除できる点で合理的。