7059 コプロホールディングス 1Q決算
コプロ1Q決算を受けて、検証と見通し。
まず、四半期純利益こそ前年比141.6%という数字だが売り上げ、利益共にほぼほぼ会社見通し通り。厳密にみると売り上げは若干会社想定より、弱い。営業利益は会社想定よりやや良かったかという印象。
なので、まあ予定どおりの進捗ということで売られるような決算でも上がるような決算でもない。
ただ、売り上げのもとになる技術者数の数は非常に順調。今1Qは新卒の採用者数が前年より大幅に増えており原価率も上昇し営業利益も前年1Qに対して微増になっている。
2Q以降どこまで新卒採用の影響がでてくるのか。2Q以降改善してきたら面白い。
会社見通しでは前期の営業利益率は4.4%で想定。1Qの営業利益率は4.4%。
2Qの方が若干売り上げの偏りが有るので会社予想よりも良かったといえる。ただ滅茶苦茶インパクトがあったわけでもないのでまずまずの決算という評価。
問題は、2Qでどれだけ営業利益率が改善してくるか。また下期(3Q以降)の営業利益も達成できるかどうか。営業利益率は前下期が8.4%に対して今期予想ベースは9.96%。2Qの営業利益進捗はもとより3Qで営業利益をしっかりと出してこれるかどうか。